文芸評論家として活動している三宅香帆さん。
若くして著作家としてデビューし、さまざまな著書を出しています。
しかし、三宅香帆さんの詳しい経歴について知らない方も多いかもしれません。
今回は三宅香帆さんの経歴と美人なルックスの持ち主の彼女が結婚しているのか?といった情報をまとめました。
文芸評論家の三宅香帆の経歴は?
文芸評論家として活動している三宅香帆さんの経歴がすごいと話題になっています。
三宅香帆さんは、いったいどのような経歴の持ち主なのか調べてみました。
三宅香帆は高知県でも有数の進学校出身!
三宅香帆さんは徳島県で生まれ、3歳から高知県で育ちました。
高知県で育った三宅香帆さんは「高知学芸中学校・高等学校」を卒業。
高知学芸中学校・高等学校は高知県でも有数の進学校としても有名です。
高知学芸高等学校の情報
偏差値 | 64 |
高知県内 | 3位/92件中 |
高知県内私立 | 3位/14件 |
全国 | 704位/9,818件 |
三宅香帆は京都大学文学部を卒業
高知学芸高等学校を卒業後、京都大学文学部へと進み卒業しています。
京大を選んだきっかけについて、以下のように話されていました。
新選組が好きで、『燃えよ剣』という小説にはまったのが京都を好きになったきっかけです。中学生の頃に森見登美彦さんや万城目学さんの本を読んで、京都に対する憧れがさらに募りました。
引用元:京都大学新聞
中学生の頃から京大を目指していたのですね!
三宅香帆さんは「京大での学生生活は楽しかった思い出しかないです」と話されています。
京都大学大学院の人間・環境学研究科前期課程を修了
その後、京都大学で出会った教授のもとで「より勉強したい」と感じ、大学院への進学を決意したそうです。
しかし、同大学院の人間・環境学研究科博士前期課程を修了後、後期課程を中途退学しています。
中途退学の理由としては「古典文学を研究していく中で、私は研究者には向いていない」と感じたとのことです。
大学院在学中に著作家としてデビュー
三宅香帆さんは京都大学大学院在学中の2017年に『人生を狂わす名著50』で、著作家デビューを果たしました。
『人生を狂わす名著50』は海外文学、日本文学、人文書だけでなく、漫画まで網羅した書評作品です。
作品名には50という数字が入っていますが、次に読むべき3冊も紹介しているため200冊もの名著が紹介されています。
当時23歳で出版されましたが、読者からの評価も高くベストセラーになっている作品です。
三宅香帆さんは大学院生時代にデビューして、文筆家として名前を馳せるようになりました。
大学在学中に書店「天狼院」の店長を務める
三宅香帆さんは京都大学の学生時代には、映画館や予備校、飲食店などでもアルバイトをしていたそうです。
その中でも京都祇園にある書店「天狼院」で、店長を務めた経験が大きかったと話されています。
天狼院とは、有名な著者の方からの技術を学べる体験ができる「次世代」を見据えた書店です。
三宅香帆さんが働いていた祇園にある天狼院は、2017年にオープンしています。
現在も数を増やしており、全国に10店舗かまえています。
京都大学大学院を中退後は会社員の道へ
三宅香帆さんは京都大学大学院を中途退学後、会社員として働く道を選びました。
私は自我が強いところがあるので誰かの意思に沿って働くよりも、社長が自分に求めていることが直接伝わらないくらい大きな会社の方が伸び伸びやれると思ったからです。その経験を活かして就職する企業を選びました。
引用元:京都大学新聞
東京の会社に就職したそうですが、どこの会社なのかは公言されていません。
京大出身ということもあり、もしかすると大手有名企業に入社していたのかもしれませんね。
現在は京都市立芸術大学の非常勤講師
会社員をしながら書評家活動をしていた時期もありましたが、書評家としての仕事が増えていったため専業の道を選んだようです。
画像引用元:やる気ラボ
現在は文芸評論家として活動しながら、京都市立芸術大学の非常勤講師をしています。
文芸評論家の三宅香帆は結婚している
三宅香帆さんは高学歴かつ23歳の若さで文筆家デビューをするほど、素晴らしい才能の持ち主です。
また、三宅香帆さんのルックスも美しいという声も少なくありません。
そんな三宅香帆さんの結婚相手は、どんな方なのかも調べてみました。
三宅香帆は2022年9月に結婚
三宅香帆さんのXのポストによると、2022年9月23日に結婚したことが報告されています。
結婚記念日は大安吉日を選んだとのこと。
結婚後も仕事に真剣に向き合う姿はかっこいいですね!
婚姻時、旦那さんに名字を変えてもらった
Xのポストでは「相手に名字変えてもらった」と書かれており、三宅香帆さんは本名・ペンネームともに変わりがないことを公言しています。
旦那さんの名字が変わったということは、婿養子にとったのかもしれませんね
この内容についてはファンからも多くの質問が寄せられ、三宅香帆さん本人は「夫婦別姓が早く進んでくれればいいですね」とコメント。
本人曰く、それほど深い意味合いはない選択だったそうです。
三宅香帆は多数の著書を出版している
三宅香帆さんは大学院時代に『人生を狂わす名著50』で文筆家デビューしました。
その後も多数の著書を出版しています。
物書き向けに出版されている作品も多い
三宅香帆さんの代表作をいくつか紹介します。
出版されている作品は、物書き向けに書かれているものが多いです。
『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(2019年)
自分でも使える!使ってみよう!みたい!って思えるテクニックの塊だけど
それをオープンにしてご本人も使って面白い文章に溢れた本
マジックの種明かしをしながらマジックで驚かし続けるみたいな?すごいです引用元:Amazon レビュー
『名場面でわかる 刺さる小説の技術』(2023年)
小説を書きたい人向けの本ですが、読みたい本を探している人にもお薦めの単行本です。
引用元:Amazon レビュー
『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』(2019年)
ちょっと笑えて ちょっと癒され、そして そのお勧め本は とっても読んでみたくなっちゃいます!
お堅いとこない! 柔らか〜くて ふんわり心に残る感じで いつでも手に取れるよーに、枕元に置いてあります(^^)引用元:Amazon レビュー
三宅香帆さんは「書くこと」を個性と考えており、表現方法を読み手に教えてくれる作品も多いです。
最新作は『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
三宅香帆さんの最新作は『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』です。
私自身、読書は情報を得るために読んでいました。しかし本来は知識を得たり教養になったりして人生を豊かにするものであったと気づきました。大好きな仕事を続けるために本を読む時間を確保できるよう取り組んでいきます。
引用元:Amazon レビュー
本書は「第2回 書店員が選ぶノンフィクション大賞2024」を受賞作です。
物書き向けの作品とは正反対の「本を読むこと」に視点を向けた今作では、読書の楽しみ方を伝えています。
三宅香帆さんによると「読むこと」で自分自身を表現する言葉を増やし、自分をより知ることに繋がるとのこと。
Amazonの「社会と文化」カテゴリーでも、ベストセラーランキング1位に輝いています。(2024年10月24日現在)
まとめ
文芸評論家として活躍する三宅香帆さんの経歴と結婚の情報、代表的な著作について紹介しました。
今回の内容のまとめは以下のとおりです。
- 三宅香帆さんは高知学芸高校のOGであり、京都大学文学部を卒業
- 京都大学大学院在学中に『人生を狂わす名著50』で作家デビュー
- 会社員を経て、現在は文芸評論家の傍ら「京都市立芸術大学」の非常勤講師を勤めている
- 三宅香帆さんは2022年9月23日の大安吉日に結婚
- 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』がノンフィクション大賞2024を受賞
三宅香帆さんは、物書き向けに書かれた作品から読書の大切さを伝える作品まで、幅広く執筆されています。
文芸評論家の三宅香帆さんの活動だけでなく、言葉にも注目したいですね。